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いつか、この会に参加できるような店にしていきたい。 竹鶴というお酒が好きになるにつれて、 この「小笹屋竹鶴呑み切り会」は、マスターや私にとって 憧れのように思える存在でした。 日本酒の素晴らしさをお客様たちにどう伝えていくか、 私たちなりに真剣に取り組んでいくなか、自然に広がった ご縁でとある酒屋さんに取り持ってもらい、昨年思いがけなく マスターが第11回目の呑み切り会に参加することができました。 ここで簡単な説明ですが、呑み切り会とは、竹鶴を取り扱う 酒販店や料飲店のみが参加の資格を有する会です。 「新酒・貯蔵酒」を利き酒して各々が「評点」と「熟度」を 1〜3(小数点も含め)の段階で付けていきます。 出品されるのはおよそ50種類以上。限られた時間のなか 自分の舌とシビアに向き合う、そんな厳しいひとときです。 第12回目となる今年の呑み切り会に、マスターに続き 遂に私も参加させていただけることとなりました。 会の一週間前から殆ど竹鶴しか口にせず、亜鉛の摂取は 念入りに… はっきり言ってそれがどんな効果があるのか ![]() まったくただの思い込みなのですが、それでもやれることはやっておこ〜! と指折数えて待った「呑み切り会」でした。 竹鶴酒造のお膝元・広島県竹原市のホテル「鴨川荘」の大広間で 行われる呑み切り会には、全国から人が集まってきます。なので そのままホテルに一泊2日、される方がとても多い。私もその パターンでうかがってきました。翌日は申し込めば蔵見学・ 田んぼ見学もさせてもらえます。 さて、初参加したその感想をひとことで言うなれば… 「とにかく濃厚なひとときでした」。 特に、呑み切りの始まる前に聴いた、石川達也杜氏の講義が 自分にとってかけがえのない宝物と、これからの日本酒人生に おける大きな宿題となりました。 その全てをここでお伝えするのはとても難しいのですが、 大きく胸を打たれたそのお話を、私なりの解釈と言葉で 書いてみようと思います… まずは、社長の挨拶から会は始まります。 おおらかな笑顔の竹鶴社長。いつお逢いしても その人柄の大きさがにじみ出ているような方です。 はじめは20人ほどの人数しか参加者がいなかったこの 「呑み切り会」も、年々人数が増え今年は130人もの参加者に あふれたこと… 石川杜氏が竹鶴の蔵に来たばかりの頃に較べると、 蔵人の平均年齢が31歳と、若くてエネルギーにあふれる 現在にあること、そして今年43歳になる石川杜氏は 「広島県杜氏組合の副会長」に就任したこと… しみじみと語ってくださいました。 年々ファンの増える一方の、竹鶴酒造のお酒です。しかし その勢いとは裏腹に、日本酒全体の生産量は最盛期の 4割を切っているのです。 そして、専務からは三笠フーズの事件による「事故米」について、 竹鶴酒造ではその一切を取り扱っていないことについての 詳しい説明がありました。 事故米はいわゆる「くず米」と言われるランクの米から発覚したの ですが、竹鶴酒造では一切の「くず米」自体を使用していません。 ちなみに、くず米の値段は10キロおよそ700円 酒造りにも使われる加工用米は10キロおよそ1700円 食用米は10キロ2400円 …くず米がいかに「いわくつき」かが、値段が示しています。 ちなみに、酒造好適米と言われる米のなかでも最高級と言われる 「山田錦」は、10キロ4300円です。 「酒米」がいかに高価であるのかも、ここでよく分かります。 ちなみに既に報道された美少年酒造が使用していた事故米 使用発覚についてですが、日本酒造りにおいて「くず米」を使用する と、「特定名称酒」は名乗れなくなります。つまり、本醸造以下の 造りのお酒が、名乗れないそれということで… 「普通酒」「三増酒」と銘打たれた種類のお酒は、たとえ料理酒 でも使用したくないな… と改めて思います。 そして次に、石川達也杜氏からの講義。その内容は… 長くなりましたので、 次回に続きます☆ |
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